予防接種は予約制です
当院では、病気にかからないようにするために、また、病気にかかったときに重症化を防ぐことを目的として予防接種も行っています。ワクチンを接種することで、体に感染症の免疫が作られますので、病気にはかからなくなります。しかし、これらの感染症にかかると合併症や後遺症などで重症につながるリスクも高まり、命を落とす危険性も考えられます。
また、インフルエンザワクチンなどの任意接種は、あくまで希望者だけが受けるものですが、重要性は定期接種と変わらないワクチンがほとんどです。
特に、免疫の低下している方やご高齢の方は、積極的に予防接種を受けることをおすすめします。
当院で実施している
予防接種
予防接種の種類 | 料金(税込) |
---|---|
コロナワクチン (65歳以上の大阪市民の方) |
3,000円 |
インフルエンザ 予防接種 (65歳以上の大阪市民の方) |
1,500円 |
インフルエンザ 予防接種 (65歳未満の方) |
3,000円 |
高齢者 インフルエンザ 予防接種 |
1,500円 (※65歳以上の市民と、 60歳以上65歳未満の条件を 満たす市民は、10/1~1/31 までの接種が無料) |
高齢者 肺炎球菌 ワクチン |
4,300円 (補助対象者該当の はがき持参の方) |
コロナワクチン
当院ではコロナワクチンの予防接種も行っております。満12歳以上の方を対象に新型コロナウイルスワクチン予防接種のご予約を受け付けております。ワクチン接種は予約制のため、ご予約なしに来院されても接種はできませんので、ご注意ください。
インフルエンザ予防接種
インフルエンザウイルスの感染を予防し、発症してしまったときに重症化を防ぐための任意の予防接種です。
一般的な風邪に比べ、全身症状が強く、気管支炎や肺炎を伴って重症になることがありますので毎年の接種をおすすめします。例年の流行時期から、11~12月頃の接種が望ましいと考えられます。
高齢者インフルエンザ予防接種
特にご高齢の方は、インフルエンザが重症化した際に肺炎を合併し、重症化するリスクがあるため、毎年の接種をおすすめします。現在のインフルエンザワクチンの安全性はきわめて高く評価されており、ワクチン接種を受けた高齢者の死亡の危険は5分の一、入院の危険は3分の1まで減少すると期待されています。
また、インフルエンザは咳やくしゃみの際に、口から出る飛沫から感染することが多く見られますので、高齢者のためにも周りの人の咳エチケットや予防接種も重要になります。
※下記対象者は、令和4年10月1日~令和5年1月31日まで無料で接種可能です
65歳以上の大阪市民
60歳以上65歳未満でかつ以下の項目に該当する大阪市民
- 心臓の機能障害により自己の身辺の日常生活が極度に制限される方
- 腎臓の機能障害により自己の身辺の日常生活が極度に制限される方
- 呼吸器の機能障害により自己の身辺の日常生活が極度に制限される方
- ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害により日常生活がほどんど不可能な方
高齢者肺炎球菌ワクチン
肺炎で亡くなる方の約95%は65歳以上の方と言われています。そのうちの約30%は、肺炎球菌が原因とみられています。肺炎球菌は、肺炎だけでなく慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎など疾患の原因にもなる恐ろしい病気です。肺炎球菌ワクチンの接種により、このような疾患の予防や重症化を予防することにつながります。